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未公開株は利益は大きそうですが……

現物株では考えられないほどの収益が上げられるプロのトップディーラーのテクニック=日経225先物パターントレード


未公開株とは文字どおり公開されていない株のことで、具体的には上場していない企業の株です。
それでは未公開株は誰が持っているのでしょうか?
は未公開株は、創業者、創業者の親族、取引先、ベンチャーキャピタル等が保有しています。
株式が公開されていないわけですから、当然ながら証券取引所で売買することはできまぜん。
当然のことですが、譲渡価格などの条件が合意できれば、当事者間でなら直接売買することはできるそうですが、個人ではとても無理ですよね。

そんな未公開株のメリットは、なんといっても大きな利益が期待できることにあります。
もし、将来的に上場して株式公開をすれば、大きな付加価値が付く場合があるからです。
公開時にはその企業や会社の価値以上の株価が付く場合がほとんどらしいのです。
場合によっては、何と5倍や10倍になる場合もあるのだそうですから、大きな利益を得ることができますよね。
だから未公開株というのは凄く人気があって、未公開株を手に入れるのは至難の技といわれています。
メリットがあれば、当然デメリットもあります。
その未公開株に本当に付加価値が付くかどうかは、将来上場してみないとわからないですよね。公開されていないわけですから、その株についての情報は入手が難しいわけです。
証券取引所で売買されていないので、基本的に証券会社でも取り扱われていませんが、ごく一部の証券会社では未公開株も取り扱っているのだそうです。
ということは、われわれ個人でも入手できるチャンスがある、ってことでしょうか?
その情報は、株式新聞など専門紙でも実勢価格が掲載されることがあるのだそうで、やはりこまめな情報収集が必要ということでしょう。
未公開株は、未公開株のままでは証券会社を通じで売買できないので'他に売却することが大変難しいという問題があります。
最初に書きましたように、買うのも困難あれば売るのも困難ということはどういうことかというと、未公開株市場は、株を売って現金が必要というときに、売れないというリスクがあるということで、そのリスクを伴うことをも理解しておかなければならないでしょう。
他のリスクとしては、あたりまえのことですが会社の経営状態や業績は常に変化していますから、その企業・会社が上場する前に業績が悪化した場合は、未公開株購入額より価値が下がってしまいますよね。
更に最悪の場合、その会社が倒産してしまうと、未公開株は何の意味もない紙切れになります。
未公開株については売買の場として、証券会社の業界団体である日本証券業協会が『グリーンシート市場』を作って提供しています。
これは非上場会社の株式等を売買するために、平成9年7月からスタートした制度で、ここが未公開株の株式を取引するマーケットになっています。
グリーンシート銘柄の取引を初めて行う投資家は、当然のことですがグリーンシート銘柄の性格や取引の仕組み等について、しっかりと調べて十分に理解した上で申し込むようにしたいものです。

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