Home > Archives > 2009年07月

2009年07月

インフレなどに強いともいわれる地金相場

まず、地金相場の地金とは、金属を溶かしてある形に整えられたものです。
地金相場は、金価格やプラチナ価格そして銀価格のことをいうのです。
こうした地金相場は、インフレなどに強いといわれています。
取引単位はそれぞれ、

・金とプラチナはグラム単位
・銀はkgで

で、地金相場は、株価の様に価格が変動します。
日本で取引される地金相場は、海外地金相場を基にして、ドルの為替レートで計算されます。
ということは、地金相場はそれぞれの地金の価格の変動だけでなく、為替市場にも、大きく左右されるということです。
株式売買には、売買手数料と税金が必要になりますが、地金売買においては、運賃や保険料、手数料、さらに業者のマージンが加えられて価格が決定します。
海外の地金取引市場には、

・金と銀を取り扱うロンドン現物市場
・金を扱うニューヨークCOMEX先物市場
・プラチナ、パラジウムを扱うニューヨークNYMEX先物市場

があります。
こうした海外の地金市場が、地金相場に大きな影響を与えます。
ロンドン現物市場では、午前と午後の二回、値決め価格があります。
地金を売買する方法の一つとして、田中貴金属や木谷貴金属などの会社で取引する方法があり、これらの各社のホームページでは、地金相場が掲載されているので、情報を得ながら地金取引をすることが可能となります。
証券会社でも、こうした地金取引が行われているところが増えてきました。
ホームページで、メールマガジンの配信を登録しておけば、売買のタイミング情報を受信できます。

金属相場について

・アルミ相場
・ニッケル相場
・銅相場
・銀相場
・プラチナ相場
・非鉄金属

などの相場を総称して金属相場といいます。
こうした金属相場は、スクラップなどの廃棄物を売買したい人にとっても、大きな影響があります。
さらに、こうした金属を取り扱う株式会社の株価にも金属相場は影響します。
海外金属相場は、ロンドン金属取引所のLMEやNYで取引されています。
インターネットのネオラインでは、金属の買い取りに行ったり、金属のリサイクルを主に行っています。
さらに、金属相場情報も相場表で閲覧することができますが、特に、金、銀、プラチナ、銅の相場においては、値動きが大きいので、こうした金属の先物取引を行うのは、ハイリスクハイリターンであるといえるでしょう。
さらに、株式会社メタルネットでは、NYカーブを基準にして、その日の国内の金属相場動向を色々な情報をもとに予測しています。
これらの情報や分析結果は、すべて有料の情報となっています。
メタルネットでは、上海先物相場メール速報や、LMEプレマーケットの携帯への速報、それにLMEの相場のFAX速報を知ることができるということです。
金属相場は、それぞれの金属の値段が変化するので、情報をうまく入手して、金属相場の動向を先読みしなければならないでしょう。
これらの金属先物市場は、国内の状況によって金属相場が変化します。
海外取引が主となっているので、外国為替市場の動向も重要な情報になるでしょう。
インターネットには、金属相場に関するブログがあるので、活用するのもひとつの方法です。

年々上がりつつあるプラチナ相場

プラチナとは、ご存知のとおり白金のことです。
プラチナ相場は、東京工業品取引所が、全世界の中でプラチナ取引の主導となっています。
プラチナは需要に対して生産量が限られていることから、プラチナ相場は、年々上がりつつあります。
また、プラチナに対する人々の意識がしだいに高まりつつあり、プラチナ相場を見ることは、経済市場の中でも重要であるといえるそうです。
プラチナ売買は、先物取引になります。
将来のプラチナ相場を予測して売買するのはなかなか難しく、専門家の手助けが必要かもしれません。
ただし、最近ではネットを使ったオンライントレードで、プラチナ売買ができるようになりました。
また、証券会社の情報をうまく取り入れて、プラチナ売買をすることは、株式や外国為替などの他の情報にも役立つことでしょう。
ただし、プラチナ相場は、こうした株式や外国為替と連動するわけではなく、プラチナ相場は、プラチナの需要に関係があります。
もともとプラチナは、宝飾用や自動車触媒への需要になっているので、自動車触媒においては、環境規制に影響を受けますから、結局は自動車大手産業の景気に大きく関係してきます。
プラチナの生産は、南アフリカやロシアなので、こうした国の情勢もプラチナ相場に大きな影響を与えるでしょう。
プラチナに対する需要は日本が10%を占めているそうです。
だからこそ、東京工業品取引所がプラチナの売買を先導しているということのようです。
プラチナ相場は、金相場の二倍近くであるというのも、プラチナに対する人々の注目度が伺えます。

田中貴金属相場

田中貴金属相場とは、田中貴金属工業株式会社が行う地金売買の価格のことです。
田中貴金属工業では、田中貴金属相場における地金売買だけでなく、

・プラチナやゴールドなどの精製や分析
・工業製品製造、販売

も行っているのです。
また、田中貴金属工業では、1978年にはゴールドの完全輸出入自由化に伴って、ロンドン金属市場公認溶解検定業者として認定されました。
これにより、国際金市場で金地金を製造する資格を得たのは、田中貴金属工業が日本初となります。
田中貴金属工業は、ネットワークの広さから、金地金や地金型金貨の売買を即座に、田中貴金属相場において行うことができます。
田中貴金属相場は、携帯電話のモバイルサイトによって確認できますので、全国どこにいてもいつも田中貴金属相場を知ることができ、また売買が携帯電話で行えます。
こうした田中貴金属相場の携帯電話での情報提供は、無料で提供されています。
田中貴金属相場で、ゴールドを売買する場合、1グラム単位で価格が表示されているので、その単位数掛けるグラム数で売買代金が算出できます。
ただし、500グラム以下の売買は、田中貴金属相場では、手数料が必要になりますので、注意が必要です。
田中貴金属相場において、売買手数料がかかる場合には、その金額は購入の場合も買い取りの場合もほとんど同じで、100グラムあたり5250円となっています。

Home > Archives > 2009年07月

Search
Feeds

Page Top